小小姓[語句情報] »
小小姓
「小小姓〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
小小姓の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
りまで、ただ瞬く間に陥《おと》せ、と手柄を競って揉立《もみた》つる。中にも氏郷が
小小姓名古屋山三郎、生年十五歳、天下に名を得た若者だったが、白綾《しらあや》に紅....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
去年《こぞ》の春から父上のお手もとに召しだされた三枝数馬《さえぐさかずま》という
小小姓《こごしょう》。いかにも愛らしく美しいものだによって、ときどき召しよせて香....
「平賀源内捕物帳」より 著者:久生十蘭
奥床《おくゆか》しかったから、己惚面《うぬぼれづら》をした美男の評判のある長崎の
小小姓《こごしょう》などは足元にも寄れぬくらいだった。 何と言っても、通詞とい....