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小手指ヶ原
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小手指ヶ原の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
渡って、関東の兵をあつめたのもこの河原。――また、南朝の御世の頃、新田|武蔵守が
小手指ヶ原の合戦から駈け渡って、足利方の矢かぜを浴びたのもこの辺りだし――近くは....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
利尊氏の大軍とが、しのぎを削り合うた小手指ヶ|原というのは、この辺りだ」 「あ、
小手指ヶ原の合戦のあった所か、そんなら何度も、先生の話を聞いているから知っていま....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
んだった。またひどく青白い。 もっとも、具足のままだ。浮かないのはムリもない。
小手指ヶ原、分倍河原と、新田勢の南進を刻々耳にしはじめてからは、さすが戦嫌いな彼....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
都下町田市本町田から鶴間ヶ原のあたりである。 味方の多くが死んだ。 入間川、
小手指ヶ原、府中、分倍河原、関戸――と前線いたるところでやぶれ、岩松経家など、お....