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小斎
「小斎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
小斎の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「金鳳釵記」より 著者:田中貢太郎
湧いていた。 興哥は防禦の家に止まることになり、自分の室にあてがわれた門の側の
小斎へ入った。 そのうちに清明の節となった。防禦の家では女が新しく歿くなってい....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
ってよこした。それはちょうどよい機《おり》に到着した。その晩クリストフは、断食と
小斎日と四旬節の精進とがいっしょに来たような場合にあった。窓ぎわの釘《くぎ》につ....
「海豚と河豚」より 著者:佐藤垢石
から安心だ。日本の近海には三十数種類の河豚がいるそうである。そのうち名古屋河豚(
小斎河豚)、目赤、虎河豚、黄金河豚、銀河豚、北枕、篭目河豚などが普通知られている....
「三国志」より 著者:吉川英治
さても今どきにめずらしいご忠節」 それから老翁はことごとく関羽に心服して自分の
小斎に招き、身の上などうちあけた。この老翁は胡華といって、桓帝のころ議郎まで勤め....