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「小春凪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

小春凪の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
敵討札所の霊験」より 著者:三遊亭円朝
割の柄の長いのを持って来て、ぽかん/\と薪を割り始めましたが、丁度十月の十五日|小春凪で暖かい日でございます。 七「旦那妙なことをなさるね」 永「いや庄吉は怠け....
南地心中」より 著者:泉鏡花
一 「今のは、」 初阪ものの赤毛布、という処を、十月の半ば過ぎ、小春凪で、ちと逆上せるほどな暖かさに、下着さえ襲ねて重し、野暮な縞も隠されず、頬....
ピストルの使い方」より 著者:泉鏡花
に、日の今日は、前刻城寄の町に小火があって、煙をうかがいに出たのであるが、折から小春凪の夕晴に、来迎の大上人の足もとに、ぬかごのごとく人のゆききするのを、心地よ....