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「小杉天外〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

小杉天外の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大衆文芸作法」より 著者:直木三十五
が出て、 幽芳は、三十三年大阪毎日新聞に、「己が罪」を書いて世の子女を泣かせ、小杉天外は、「魔風恋風」を三十六年読売新聞に連載し、大倉桃郎は、「琵琶歌」を書い....
ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
った。一般家庭でも『学士様なら娘を遣るか』といった調子で、紅葉山人の金色夜叉や、小杉天外の魔風恋風が到る処にウロウロしていた。WもMもこれに紛れてT子嬢を張合っ....
海水浴」より 著者:寺田寅彦
れば古典的な姿が当時の大学生には世にもモダーンなシックなものに見えたのであろう、小杉天外の『魔風恋風』が若い人々の世界を風靡していた時代のことである。 大正の....
明治の戦争文学」より 著者:黒島伝治
このほか、徳田秋声、広津柳浪、小栗風葉、三島霜川、泉鏡花、川上眉山、江見水蔭、小杉天外、饗庭篁村、松居松葉、須藤南翠、村井弦斎、戸川残花、遅塚麗水、福地桜痴等....
役者の一生」より 著者:折口信夫
京の女形は、明治以後、早くから女らしい美しい女形になった。亡くなった歌右衛門が、小杉天外の「はつ姿」か「こぶし」かの女学生を演じて、舞台で上半身肌脱ぎになって化....
子規居士と余」より 著者:高浜虚子
。 斎藤緑雨君が何とかいう時代物の小説を『小日本』に連載。 緑雨君の弟子たる小杉天外君が初めて「蝶ちゃん」(?)という小説を『小日本』に連載。これが天外君の....