小林一三[語句情報] » 小林一三

「小林一三〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

小林一三の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
視される、という点が唯物史観の欠点だと云うような意味になる。之ならば寺内陸相でも小林一三氏でも云いそうな常識だろう。――田辺哲学で意味のあるのは、だからどうして....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
(ほんもののボロです)につとめて居られる由。娘さんの一人が阪神につとめていたのが小林一三に見出されて今は映画女優の由。そのお姉さん(虹ヶ浜へ行ったひと)が岩本さ....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
か一つ選んでくれとのことで、誰がどんな人の家庭選んだかきいたら、よくわからないが小林一三の家庭をえらんだ人がある由。吉屋信子は板垣直子の家庭の由。フームと感服し....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
まらない美しさね、湧き出す力が全くないのだから女優として駄目だったのは当然です。小林一三のおめがねもあの位なのかと、人物評論的おもしろさを感じました。 叢文閣....
一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
が、どうも商売が出来ませんのでやむを得ず眼をつむって習慣に従うて居ります。しかし小林一三さんの阪急百貨店は、一銭のコンミッションも要りません。年末にごく軽少なも....
安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
場があるぞ、と云って怒る人があるかも知れんが、それは難民の遺跡ではないのである。小林一三さんの道楽である。もっぱら茶人とか俳人という現代に於ける半獣半神的人物が....
今昔茶話」より 著者:国枝史郎
聞いているが、三十年近くもお逢いしない僕には真偽のほどはわからない。 商工大臣小林一三閣下といえば、僕など三歩さがってお辞儀をしなければならない。 だから然....
わが寄席青春録」より 著者:正岡容
じめ多く関西だったとしても、敵城近く乗り込んだりすることはなかったろう。そののち小林一三先生の辱知を得た時、先生は私に君は落語家でなく、役者になったらどうだ、そ....
茶美生活」より 著者:北大路魯山人
越えて茶事が好き、茶の教えも推量するという二人がある。一人は松永安左衛門、一人は小林一三。前者の字は、天分もあって茶の香りも、かれこれ身についている。後者は物識....