小栗上野介[語句情報] »
小栗上野介
「小栗上野介〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
小栗上野介の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「霧陰伊香保湯煙」より 著者:三遊亭円朝
好い訳で、出が宜しい。旧幕の折には駿河台|胸突坂に居まして、二千五百石頂戴致した
小栗上野介と云う人の妾の子でござりまする。この小栗と申す人は米国へ洋行した初めで....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
おいて初めての西洋式の火薬の製造所を建てるということなのであります。その計画は、
小栗上野介《おぐりこうずけのすけ》と武田斐三郎との両人の企てで、沢太郎左衛門がそ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
と、丸に立波、そう言われてみれば、紛《まご》う方《かた》もない、これは勘定奉行の
小栗上野介殿《おぐりこうずけのすけどの》の定紋《じょうもん》。 その旗印が小栗....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
この小説の時代より五六年前)幕府が、新見豊前守を正使とし、村垣淡路守を副使とし、
小栗上野介《おぐりこうずけのすけ》を監察として、第一回の遣米使節を派遣した時、コ....
「近藤勇と科学」より 著者:直木三十五
金蔵には、三千両しか無かったそうだし、江戸は君――あの通りだろう」 江戸では、
小栗上野介《おぐりこうずけのすけ》が、軍用金の調達に奔走したが、フランスから借入....
「瘠我慢の説」より 著者:石河幹明
を当時の記録に徴して実にその憂慮の然るべき道理を見るなり云々。当時幕府の進歩派|
小栗上野介の輩のごときは仏蘭西に結びその力を仮りて以て幕府統一の政をなさんと欲し....
「Moods cashey」より 著者:服部之総
でなく、正確に「金札」とよばれた特殊の紙幣を指しているとすれば、幕府の勘定奉行|
小栗上野介《おぐりこうずけのすけ》の発案で慶応三年夏以来、神戸開港を機として大阪....