小栗栖[語句情報] »
小栗栖
「小栗栖〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
小栗栖の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「山崎合戦」より 著者:菊池寛
士多く討死した。 光秀は、一旦勝竜寺城に入り、夜の十二時頃に桂川を渡り深草から
小栗栖にかかって、土民の手にかかった。物騒千万な世の中で、落人となったが最後、誰....
「蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
の末路は大抵土民の為に最後の血を瀝尽《れきじん》させられている。ひとり明智光秀が
小栗栖《おぐるす》長兵衛に痛い目を見せられたばかりでは無い。斯様いうように民衆も....
「叔父と甥と」より 著者:岡本綺堂
かえって寂し。 小春日や障子に人の影も無く 十一月二日、明治座の初日、わが作『
小栗栖の長兵衛』を上場するに付、午頃より見物にゆく。英一世にあらば、僕も立見に行....
「国栖の名義」より 著者:喜田貞吉
事はいかにも無理だ。故吉田博士は、その地名辞書吉野国樔の条下に、諸国に多き栗栖、
小栗栖の名は、『クズ』の転りにあらずやと疑われ、紀伊国栖原浦に久授呂宮あり、社伝....