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小猿七之助
「小猿七之助〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
小猿七之助の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「随筆 寄席囃子」より 著者:正岡容
くだの兄弟分と屑屋の言動との滑稽の中で発展さすべきである。それでなくても思えば「
小猿七之助」以上に陰惨どん底のこの噺の世界は、わずかに彼ら二人の酔態に伴う位置の....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
十万円の借金――勘弥の死――新蔵の死――菊之助の死――最後の小町姫 「暁雨」と「
小猿七之助」 歌舞伎劇の最高潮――渋蛇の目の流行――丑之助のおなみ――諸新聞の攻....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
俳優にて、菊之助と共にその死を惜しまる。 ○七月、歌舞伎座にて菊五郎、福助らが「
小猿七之助」を上演。卑猥残忍の批難攻撃甚しく、遂に警視庁の注意を受けて半途休業。....
「雲霧閻魔帳」より 著者:吉川英治
やって来たのが、浜松のお仮面屋の伜丹三郎。――一番遅く、夜明け近くに、江戸の本職
小猿七之助が、これは贅沢に、数日前から流連していた二見の茶屋から、駕を打たせて、....