小町糸[語句情報] »
小町糸
「小町糸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
小町糸の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「伸子」より 著者:宮本百合子
をした。伸子は、しんなしに綺麗に巻いていっぱいいろいろな色をとりまぜ入れてあった
小町糸の箱を思い出した。それが樟《くす》の用箪笥に入っていた。抽斗《ひきだし》を....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
枝《ようじ》筥の古いので間に合うだろう。肝心なのは竿に糸に鈎。このほうは物干竿や
小町糸で間に合わせるわけにもいくめえからの」 勝手なことをいいながら、安物の釣....