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小目
「小目〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
小目の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
江の流るゝ様に田が田に連なって居る。まだ北風の寒い頃、子を負った跣足の女の子が、
小目籠と庖刀を持って、芹、嫁菜、薺、野蒜、蓬、蒲公英なぞ摘みに来る。紫雲英が咲く....
「相馬の仇討」より 著者:直木三十五
十人の足軽が出て、六尺棒で、 「引っ込め、静かに」 と、整理する。時刻がくると
小目付が侍頭《さむらいがしら》と共に仮小屋の検分所へ入ってくる。席を設けておくと....
「つづれ烏羽玉」より 著者:林不忘
下をねらう者が潜んでいる。 人々はこう噂して不安を増した。 そこで幕府は、大
小目付三奉行の五手|掛《かか》りのお役かえを断行して、野火をあおるように一挙に安....
「古事記」より 著者:太安万侶
の祖先です。次にアザミツ姫の命は、イナセ彦の王に嫁ぎました。次にオチワケの王は、
小目《おめ》の山の君・三川の衣の君の祖先です。次にイカタラシ彦の王は、春日の山の....
「手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
えば本土の地図の一番の北で、旗のような形をしている半島であります。そこの大畑村|
小目名という村に「檜皮細工」があります。これで物入や籠や鉈鞘など、山や野で用いる....