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小知
「小知〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
小知の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
く涼みてえから、すっぱりと吐いちまいなせえよ」 「…………」 「ほほう、このうえ
小知恵小才覚で、おれを向こうに回そうとおっしゃるのですかい。大味のようならこっち....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
たものは、画面だけを切り抜いた名画雪舟の一幅でした。 「それみろッ。これがバカの
小知恵というやつじゃ。なまじりこうぶって、こんなものの下張りに張り込んでおくから....
「純情狸」より 著者:佐藤垢石
僚を呼んで相談し、懊悩の表現、まことに哀れである。 雀右衛門の下僚というのは、
小知恵のまわる男であった。 吉野さん、そう心配せんでもよい、わしに思案がありま....
「小知恵にとらわれた現代の法律学」より 著者:末弘厳太郎
ました。それはほかでもありません。従来日本の法律学者は人というものを、ただ理屈や
小知恵や理知の持ち主として取り扱います。ところがわれわれが朝から晩までなしたこと....