小碓命[語句情報] »
小碓命
「小碓命〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
小碓命の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「古事記物語」より 著者:鈴木三重吉
生まれになりました。 天皇はその中で、後におあとをお継ぎになった若帯日子命と、
小碓命とおっしゃる皇子と、ほかにもう一方とだけをおそばにお止めになり、あとの七十....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
事の夜僧房の童が女の姿で堂上に昇り、大番武士に搦《から》めらるとあり。『書紀』に
小碓命《おうすのみこと》少女の装いで川上|梟師《たける》を誅《ちゅう》したと出で....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
性の名。
尊貴の身にして、やはり嫉妬のために焼き亡ぼされ給わんとしたその御名。
小碓命《おうすのみこと》に恋を捧げて、その父を売った梟帥族《たけるぞく》の娘。
....
「霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
客と申すのは、誰あろう、時の帝の珍の皇子、当時筑紫路から出雲路にかけて御巡遊中の
小碓命様なのでございました。御随行の人数は凡そ五六十|人、いずれも命の直属の屈強....