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小簾
「小簾〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
小簾の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
た八畳|二室のその一つを御用立てることにした。夏のことでなかの仕切りは形ばかりの
小簾一重、風も通せば話も通う。一月ばかりの間に大分懇意になった。三十四五の苦労を....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
「み空ゆく月の光にただ一目あひ見し人し夢にし見ゆる」(巻四・七一〇)、「玉だれの
小簾の隙に入りかよひ来ね」(巻十一・二三六四)、「清き月夜に見れど飽かぬかも」(....