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「小絃〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

小絃の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
絃《だいげん》は※々《そうそう》として、急雨のように響かせるところは響かせます。小絃《しょうげん》は切々《せつせつ》として、私語のように掻き鳴らすところは鳴らし....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
節でもなく、そうかといって、ただの言葉でもない低声で、 大絃は※々 急雨の如く小絃は切々 私語の如し ※々切々 錯雑に弾ずれば 大珠小珠 玉盤に落つ 間関たる....