小行李[語句情報] » 小行李

「小行李〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

小行李の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
狂人は笑う」より 著者:夢野久作
その後から金銀細工の鳳凰や、蝶々なんぞの飾りを付けた二つの梅漬の甕を先に立てて、小行李とか、大行李とかいった式の食料品や天幕なんぞを積んだ車が行く。その後から武....
風流仏」より 著者:幸田露伴
まりの慕わしさ、忘られぬ殊勝さ、かゝる善女に結縁の良き方便もがな、噫思い付たりと小行李とく/\小刀取出し小さき砥石に鋒尖鋭く礪ぎ上げ、頓て櫛の棟に何やら一日掛り....