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「小諸城〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

小諸城の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
岩石の間」より 著者:島崎藤村
だ。 浅間の麓《ふもと》に添うた傾斜の地勢は、あだかも人工で掘割られたように、小諸城址《こもろじょうし》の附近で幾つかの深い谷を成している。谷の一つの浅い部分....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
前の季節になっても、通行はまれだ。わずかに野尻泊まり、落合泊まりで上京する信州|小諸城主牧野|遠江守の一行をこの馬籠峠の上に迎えたに過ぎない。これは東山道方面ば....
あひると猿」より 著者:寺田寅彦
そこの道ばたにこの花がたくさん咲き乱れているのを発見した。 星野滞在中に一日|小諸城趾を見物に行った。城の大手門を見込んでちょっとした坂を下って行くのであるが....