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「小邦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

小邦の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
デンマルク国の話」より 著者:内村鑑三
の世のことについてお話しいたそうと欲《おも》います。 デンマークは欧州北部の一小邦であります。その面積は朝鮮と台湾とを除いた日本帝国の十分の一でありまして、わ....
十二支考」より 著者:南方熊楠
ドラコット女史の『シムラ村話《ヴィレージ・テールス》』二一八頁にいわく、インドの小邦ラゴグールの王は、帽蛇《コブラ》を始め諸蛇の咬んだのを治す力を代々受け伝う。....
岷山の隠士」より 著者:国枝史郎
加う。伝世百一朝にして殄滅す。豈に逆天の咎徴、衝大の明鑒に非ずや。況や爾は海外の小邦、高麗の附国、之を中国に比すれば一郡のみ。士馬芻糧万分に過ぎず。螳怒是れ逞う....
三国志」より 著者:吉川英治
者だ」 と、叱った。 ※芝は昂然と、なお突っ立ったままで、 「上国の勅使は、小邦の国主に拝をしないのが慣いである」 孫権は、その顔を、油の鼎のようにして、....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
ザクセンに作戦し、西南方より前進して来た帝国軍(神聖ローマ帝国に属する南ドイツ諸小邦の軍隊)と協力してザクセンを狙い、虚に乗じて一部はシュレージエンを攪乱した。....