小野蘭山[語句情報] » 小野蘭山

「小野蘭山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

小野蘭山の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
からこれを支那の巨蟒《きょぼう》に充《あ》てたものか。普通に蟒に充てるウワバミは小野蘭山これを『和名抄』の夜万加々智とす。深山に棲み眼大にして光り深紅の舌と二寸....
十二支考」より 著者:南方熊楠
。モレンドルフ説に、猪※はメレス・レプトリンキュス、狗※はメレス・レウコレムス。小野蘭山は、猪※すなわち猯は、日本でマミまたミダヌキまたキソノカワクマと称え体肥....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
文化の恥辱でなくてなんであろう。 昔といっても文化五年(1808)の徳川時代に小野蘭山《おのらんざん》という本草学者がいて、ジャガタライモを馬鈴薯であるといい....
カキツバタ一家言」より 著者:牧野富太郎
すなわちハナミョウガ(ショウガ科)であると考定して発表した。 次いで稲生若水、小野蘭山などの学者が出て、今度は杜若はカキツバタでもまたハナミョウガでもなくこれ....
野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
あった。それが第二段に形の鼓と近い草の花に転用せられることになったかと思われる。小野蘭山の『本草綱目啓蒙』に、蒲公英を越中国でツヅミグサというとあり、しかもこの....