小間切れ[語句情報] »
小間切れ
「小間切れ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
小間切れの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新版 放浪記」より 著者:林芙美子
急にニコニコしてバンコへ腰をかけた。
大きな飯丼《めしどんぶり》。葱《ねぎ》と
小間切れの肉豆腐。濁った味噌汁。これだけが十銭玉一つの栄養食だ。労働者は天真に大....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ことになるのでしょう。パンにつられた犬の小走りと書いていらっしゃること、ああいう
小間切れ仕事だけになっては大変ですから。それも書く上で、ね。 お正月にかかなか....
「素晴しい記念品」より 著者:大倉燁子
たか分らないが、いずれにしても形を失ってしまうのだから、捜査上にはバラバラ事件や
小間切れよりも、一層始末が悪いだろう。 私がこの話を友達から聞いた晩だった。停....