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「小鰭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

小鰭の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
深夜の市長」より 著者:海野十三
なく……」 「じゃあ……」といって、僕はその紙包みを開いて、台の上に載せた。鮪も小鰭も鳥貝も、みなぺちゃんこになっていた。 「君もよかったら一つ喰べないか。温く....
十二支考」より 著者:南方熊楠
等諸属は前脚なくて、後脚わずかに両《ふたつ》の小刺《こはり》、また両《ふたつ》の小鰭《こひれ》となって痕跡を止め、英仏等の盲虫《ブラインド・オルム》、アジアやア....
顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
「そんなはっきりしたメドのあるはなしじゃないンで」 「なるほど」 「……じつは、小鰭《こはだ》の鮨《すし》なんですが……」 「ほほう」 「このせつ、むやみに美し....