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少水
「少水〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
少水の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「水害雑録」より 著者:伊藤左千夫
は、降った水の半分も落ちきらぬ内に、上げ潮の刻限になってしまう。上げ潮で河水が多
少水口から突上るところへ更に雨が強ければ、立ちしか間にこの一区劃内に湛えてしまう....
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
ることの方を欲しているだろう。新聞・雑誌・記者の志願者やアナウンサー志望者(又多
少水準の低い極端な場合になると映画スタジオ労働志願者さえ)などが激増したことは、....
「妖蛸」より 著者:田中貢太郎
った。そこには新公の小舟が待っていた。米といっしょに投身した海産問屋の公子も、多
少水泳の心得があったのでこれも沈めないで体が浮いた。そして、浮いたひょうしに見る....