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尨然
「尨然〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
尨然の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「惜みなく愛は奪う」より 著者:有島武郎
の事業の成就を心がける。そして、若し運命がその政治家に苛酷でなかったならば、彼は
尨然たる国家的若しくは世界的大事業なるものを完成する。然しそこに出来上った結果は....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
こと、一日に非ざりしも、南船北馬暖席に暇なく、かつ二雪霜の間に集積せるところは、
尨然紛雑し容易に整頓すべからずして、自ら慚愧せざるを得ざるものあり。日ごろ旅行談....