尻取り[語句情報] » 尻取り

「尻取り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

尻取りの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
追憶の冬夜」より 著者:寺田寅彦
渡すと、次の人は「しりつぎ」と答えて次へ廻す、それからだんだんに東京でいわゆる「尻取り」をするのであるが、言葉に窮して考えている間に火が消えるとその人は何かしら....
文芸評論の方法について」より 著者:戸坂潤
中野重治は言葉の勘に実に潔癖な評論家である。之を知らぬ者は彼の評論を揚げ足取りの尻取りのと云う。だがこの詩人は他人の用語によって世界を判断することが出来る性だ。....