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尻籠
「尻籠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
尻籠の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ヰタ・セクスアリス」より 著者:森鴎外
が日にましはっきりして来た。何だというと、僕はこれまでは、女に対すると、何となく
尻籠《しりごみ》をして、いく地なく顔が赤くなったり、詞《ことば》が縺《もつ》れた....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
こん度は頭を割って遣る。
メフィストフェレス(ファウストに。)
先生。
尻籠は御無用だ。しっかりなさい。
わたしが遣って見せるから、ぴったり附いておいで....