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尻重
「尻重〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
尻重の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海異記」より 著者:泉鏡花
、隣の柿の木、裏の屋根、烏をじろりと横目に覗くと、いつも前はだけの胡坐の膝へ、台
尻重く引つけ置く、三代相伝の火縄銃、のッそりと取上げて、フッと吹くと、ぱッと立つ....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
バスがあぶないから車で送って貰ってかえりました。(家のに非ず。国はそういう点全く
尻重ですから。かえったらもう出ない)。 フランスへは一ヵ月百円のところ、特別の....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ということについて理解させる。(益※よく、という意味)。〔中略〕
何と私たちは
尻重でしょうね(この複数は、あなたと私というより、私程度の誰彼のこと)人間よりも....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
のはじめらしい景色ですね。 『世界外交史』の第二巻買ってお送りします。岩波から野
尻重雄という人の『農民離村の実証的研究』という本が出ていて買いましたが、統計が多....