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尼御台
「尼御台〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
尼御台の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「修禅寺物語」より 著者:岡本綺堂
条という。北条がそれほどに尊いか。時政も義時も予の家来じゃぞ。 行親 さりとて、
尼御台もおわしますに……。 頼家 ええ、くどい奴。おのれらの言うこと、聴くべき耳....
「浮雲」より 著者:二葉亭四迷
宜しくという顔色《がんしょく》だぜ」 「些《すこ》し頭痛がするから」 「そうか、
尼御台《あまみだい》に油を取られたのでもなかッたか、アハハハハ」 チョイと云う....
「鉄面皮」より 著者:太宰治
すようにだんだんと御悩も軽くなってまいりました。忘れもしませぬ、二十三日の午剋、
尼御台さまは御台所さまをお連れになって御寝所へお見舞いにおいでになりました。私も....