尾崎秀実[語句情報] »
尾崎秀実
「尾崎秀実〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
尾崎秀実の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「遺書」より 著者:尾崎秀実
す。 堀川先生はじめ皆様へよろしくお伝え下さい。 昭和十九年七月二十六日
尾崎秀実 頓首再拝 竹内老先生 玉案下 追白、一番暑熱の必要なこの頃、この涼しさはお米のことが心配になります。....
「文芸時評」より 著者:宮本百合子
蒋介石の生涯は東洋史の新たな本質を語るものであり、彼の波瀾重畳に作用を及ぼす力は
尾崎秀実氏の「南京政府論」（中央公論）が分析されている種類だけのものではないであ....
「ケーテ・コルヴィッツの画業」より 著者:宮本百合子
に翻訳して、日本の婦人に一つのゆたかな力をおくりものとしてくれた人が、ほかならぬ
尾崎秀実氏であったことである。 一九一四年に第一次欧州大戦が始まった。ケーテは....
「平和への荷役」より 著者:宮本百合子
せるために。むかしの領主が、はりつけを行ったとおり。『愛情はふる星の如く』の著者
尾崎秀実の死はそのようにして強制された一つの例であった。 ところで、ここに、わ....
「それに偽りがないならば」より 著者:宮本百合子
ようにくりかえした。治安維持法時代から特高として働いてきたツゲ事務官（柘植）は、
尾崎秀実の例をひいて「彼は遂に刑場の露と消えた。彼は真実に生きていた。最後まで真....
「人民のために捧げられた生涯」より 著者:宮本百合子
尾崎秀実氏が獄中から書かれた書簡集がまとめられることになった。それについて、短い....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
は、先のとき第二回のとき『抗日支那の解剖』を送りました。この間私が云っていたのは
尾崎秀実の『今日の支那批判』というような本です。インフレーション問題だけ何冊かシ....