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尾髪
「尾髪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
尾髪の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
郊外だけに、その生長はめざましく、あるものは七、八尺の高きに達して、それが白馬の
尾髪をふり乱したような尾花をなびかせている姿は、わが家の庭に武蔵野の秋を見る心地....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ん》の神馬王の長毛に比して学僧輩が名づけたのかも知れぬ。さなくとも長きもの神馬の
尾髪、神子の袖、上臈のかもじと『尤《もっとも》の草紙』に見る通り、昔は神の乗り物....
「我家の園芸」より 著者:岡本綺堂
郊外だけに、その生長はめざましく、あるものは七、八尺の高きに達して、それが白馬の
尾髪をふり乱したような尾花をなびかせている姿は、わが家の庭に武蔵野の秋を見るここ....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
ず、灯外を照らす灯は灯下を照らすあたわず。果たしてしかり。かの西洋人はシナ人の牛
尾髪を垂るるを見て、大いにこれを笑う。しかして西洋の婦人は、やはり牛
尾髪を結びあ....
「放免考」より 著者:喜田貞吉
草」に、「建治弘安の頃は祭の放免のつけ物に、異様なる紺の布四五端にて馬を作りて、
尾髪には灯心をして、蜘蛛のゐ描きたる水干につけて、歌の心など云ひて渡りし云云」と....