届物[語句情報] » 届物

「届物〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

届物の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
爆薬の花籠」より 著者:海野十三
かなあ。そうそう、なにしろ大入満員でいそがしいものだから忘れていたが、さっき、お届物屋さんが持ってきたといっていたが、そのとき手紙がついていたのを、読もうと思っ....
椎の木」より 著者:豊島与志雄
」 云いかけて竹山は、ふいに思いだしたように、あらたまってお辞儀をして、先刻の届物の礼を述べた。 「ほんとに喜んでいました。涙ぐんでいました。……そうだ、私を....
ある恋の話」より 著者:菊池寛
なく、手の入った干菓子の折に入ったのを持って来て、 『これは、染之助親方からのお届物です』と云うのです。私はそれを聞いた時、舞台の上の美しい斎世宮――その時は、....