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屏障
「屏障〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
屏障の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「高島異誌」より 著者:国枝史郎
求め、家の隣の空地を贖ひ、多くの工匠を召し集めて、数奇を凝らせる館を築けば、即ち
屏障光を争ひ、奇樹怪石後園に類高く、好望佳類類うもの無し。婢僕多く家に充ち、衆人....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
はない。ただながめて酔うのみである。 中央には美しい円蓋の下に、珍しい形をした
屏障の華やかな装飾をうしろにして阿弥陀如来が膝を組んでいる。暗紅の衣は大らかに波....
「春雪の出羽路の三日」より 著者:喜田貞吉
れも壁が直接雪に冒されないための防禦なのだ。『和名抄』に、 とある。そしてそれを
屏障具の中に列挙してあるのである。このことは『民族と歴史』第六巻第五号に、乞食を....