属地[語句情報] » 属地

「属地〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

属地の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
文芸時評」より 著者:宮本百合子
うかがわれる。 賑やかで、何だか素晴しいようで、叫びや旗に満ちているのは満鉄付属地内だけだ。一度列車が、その外に出ると、そこにあるのは「無関心な、敵意も反抗も....
社会時評」より 著者:戸坂潤
らぬ。なる程関東長官は関東州内に権限を制限されるべきで、関東州外の満鉄監督権や付属地行政警察権は当然駐満大使に帰するのは当然だが、その大使自身が外務省にぞくさな....
工学博士末広恭二君」より 著者:寺田寅彦
由直氏に進言し、その後援の下に懸命の努力をもって奔走した結果、遂に東京帝国大学附属地震研究所の設立を見るに到った。爾来最後まで同所長事務取扱の職に留まってこの揺....
大捕物仙人壺」より 著者:国枝史郎
フイにした。そこで銅助の持物を一切バッタに売ることにした。 そこで、その壺と付属地図とはある古道具屋の手に渡った。 この間に世間は一変し、世は王政維新となり....