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屠蘇機嫌
「屠蘇機嫌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
屠蘇機嫌の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「縮図」より 著者:徳田秋声
福を初め三人のお酌と、相前後して座敷に現われ、よそ座敷に約束のある芸者も、やがて
屠蘇機嫌で次ぎ次ぎに揃い、揃ったかと思うと、屠蘇を祝い御祝儀をもらって後口へ廻る....
「新春偶語」より 著者:寺田寅彦
国家百年の大計のために甚だ望ましいことではないかという気もする。 以上は新春の
屠蘇機嫌からいささか脱線したような気味ではあるが、昨年中頻発した天災を想うにつけ....
「炭焼長者譚」より 著者:喜田貞吉
風に考えられていたかということを民族的に考えてみたことがあるので、この辛酉新年の
屠蘇機嫌の筆始めに、その感想を書きとめておくこととする。これが活字によって読者の....
「雑煮」より 著者:北大路魯山人
よいと思う。また、不細工に大きな餅のはいっているのはおもしろくない。ことに朝から
屠蘇機嫌でいるところへ大きいのを出すのは気が利かない。 料理屋で出す小型マッチ....