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「履む〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

履むの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
」より 著者:島崎藤村
年の中には、君と同じ境遇に苦む人も多からん。新しき家庭を作りて始めて結婚の生涯を履むものの中には、あるいは又生と同じ疑問に迷うものもあらん。斯ることを書き連ね、....
連環記」より 著者:幸田露伴
は空虚があったばかりであった。定基は其空虚の中に、頭は天を戴くでもなく、脚は地を履むでも無く、東西も知らず南北も弁えず、是非善悪吉凶正邪、何も分らずふらふらと月....