山口定[語句情報] »
山口定
「山口定〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
山口定の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「虚構の春」より 著者:太宰治
なやまし、そのほかの友人すべてをもひんしゅくさせたことと思います。兄の新妻の弟、
山口定雄がワセダ独文で『鼻』という同人雑誌を出していましたので、彼に頼み、鼻の一....
「役者の一生」より 著者:折口信夫
には面白いが、「続々歌舞伎年代記」を見ると、この頃は壮士芝居が相当に纏って来て、
山口定雄が「本朝廿四孝」をしていた。源之助はここで腰元濡衣、橋本屋の白糸をした。....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
派の書生芝居がだんだん芽を噴いて来るに連れて、さらに若宮萬次郎の一派が起こった。
山口定雄の一派が起こった。福井茂兵衛の一派があらわれた。かれらは一面に写実を標榜....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
浅草猿屋町に沢村座の新築落成し、沢村訥子、沢村田之助ら出勤。 ○七月、書生芝居の
山口定雄一座、市村座に旗揚げをなし、これも相当の成績を収む。 ○七月、歌舞伎座に....