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山幸彦
「山幸彦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
山幸彦の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「日本人の自然観」より 著者:寺田寅彦
観の中に浸潤しつつ日本人固有の海洋観を作り上げたものであろう。そうしてさらにまた
山幸彦・海幸彦の神話で象徴されているような海陸生活の接触混合が大八州国の住民の対....
「古事記」より 著者:太安万侶
の命は海幸彦《うみさちびこ》として、海のさまざまの魚をお取りになり、ホヲリの命は
山幸彦として山に住む鳥獸の類をお取りになりました。ところでホヲリの命が兄君ホデリ....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
うである。上代のワザヲギすなわち俳優というものの役がそれであったことは、海幸彦・
山幸彦の物語にもすでに見えている。昔話すなわち民間説話においては、我々の名づけて....
「旃陀羅考」より 著者:喜田貞吉
てこれを忌んだものではなかったのである。恐れ多くも皇祖|彦火火出見尊は、御自身|
山幸彦として鳥獣の狩猟に従事遊ばされたのであった。さらに遡って、素戔嗚尊は、御自....