山本実彦[語句情報] »
山本実彦
「山本実彦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
山本実彦の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「文芸時評」より 著者:宮本百合子
る現地報告として、相当の蘊蓄をもってその人なりの視点から書かれているのは『改造』
山本実彦氏の「戦乱北支を行く」である。同じ『改造』に吉川英治氏の「戦禍の北支雑感....
「明日の言葉」より 著者:宮本百合子
。縦に突こんで、現実が把握されていない。通州の事件について書いている尾崎士郎氏と
山本実彦氏の文章の対比はこの点について教えるところがある。山本氏が持っているもの....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
の手によって技術的にチャンと発禁は防止されるような機構が完備している。『改造』の
山本実彦社長によると総合雑誌の売行きは発売の三日間に六五乃至七〇パーセントだから....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
かくところではないということを痛感いたしますね。
「ロマン・ロランの会見記」が(
山本実彦)出ています、『文芸』に。ロマン・ロランがもし本当にそれらの言葉を云った....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
当夜の会も愉快だった。去年は、やはりこういう顔ぶれに志賀直哉氏を加えて、改造社の
山本実彦氏がきもいりの会をしてくれたが、その山本氏は今年はもう他界の人だった。そ....
「芥川の原稿」より 著者:室生犀星
じめさと、次第に昂じる困惑さをみせていた。横関愛造氏があれほどねばっていたのも、
山本実彦氏の厳命をうけていたからであったろう。 中央公論の滝田哲太郎氏ほど芥川....