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「山根〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

山根の前後の文節・文章を表示しています。該当する14件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
職業婦人気質」より 著者:吉行エイスケ
年後になって君と妾とだけの生活の道をつくっておきたいと思ったので、じつは丸の内の山根さんのところへ二年間内弟子にしてもらうことに決めたわ。 ――やあだが、承知す....
浮動する地価」より 著者:黒島伝治
、まだ土地を買うことをやめなかった。熊さんが、どこへ持って行っても相手にしない、山根の、松林のかげで日当りの悪い痩地を、うまげにすゝめてくると、また、口車にのっ....
貝の穴に河童の居る事」より 著者:泉鏡花
でございましょ。あれは――近郷での、かくれ里。めった、人の目につかんでしゅから、山根の潮の差引きに、隠れたり、出たりして、凸凹凸凹凸凹と、累って敷く礁を削り廻し....
年譜」より 著者:宮本百合子
単行本。『伸子』〔第二部〕。(文芸春秋社)播州平野。(河出書房)作家と作品。(山根書店) 貧しき人々の群。(新興出版社)歌声よおこれ。(解放社)幸福について。....
霧陰伊香保湯煙」より 著者:三遊亭円朝
音ばかりドウードッという。折々|聞ゆるは河鹿の啼声ばかり、只今では道路がこう西の山根から致しまして、下路の方の川岸へ附きましたから五六町で往かれますが、私が十ヶ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ない田山白雲――アイロ、コイロの社《やしろ》、鎌足公《かまたりこう》の邸跡、瑞甕山根本寺《ずいおうざんこんぽんじ》では兆殿司《ちょうでんす》の仏画、雪村《せっそ....
蘇生」より 著者:豊島与志雄
人物 高木敬助………二十四歳、大学生 中西省吾………二十五歳、大学生、敬助と同居人山根慶子………二十一歳、敬助の自殺せる恋人 同 秋子………十八歳、慶子の妹 村田....
南さんの恋人」より 著者:豊島与志雄
朗かでなくっちゃ自由でないし、自由でなくっちゃ朗かでない……そうです、そうです。山根さんのことも、登美子のことも、家庭の煩いも、そのほかすっかり消し飛んじゃいま....
霧の中」より 著者:豊島与志雄
に酔いながらも、自動車の運転手に道筋を指示しつつ、自宅の前に辿りついた。以前は、山根さんが起きていて、姉とも妻ともつかない態度で何かと面倒をみてやったものだが、....
娘煙術師」より 著者:国枝史郎
眼を引くに十分であったが、青年のように血色のよい顔肌、総のように厚い漆黒の眉毛、山根のあたりから高く盛り上がって、準頭が豊かに円な鼻、左右の隅がやや上にあがり、....
挿話」より 著者:徳田秋声
て二度の勤めをするようになった。 それに今一つの理由としては、辰之助の妹|婿の山根がついこのごろまでおひろと深い間であったことで、恋女房であった彼の結婚生活が....
長崎の鐘」より 著者:永井隆
中に寝せられて、それでもやはり指揮をとっておられる。容態は次第に悪化する様子だ。山根教授も重傷の身を発見されて壕の中に寝ておられる。負傷者を次々防空壕内におさめ....
港の妖婦」より 著者:田中貢太郎
山根謙作は三の宮の停留場を出て海岸のほうへ歩いていた。謙作がこの土地へ足を入れた....
水郷異聞」より 著者:田中貢太郎
山根省三は洋服を宿の浴衣に着更えて投げだすように疲れた体を横に寝かし、隻手で肱枕....