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「山武〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

山武の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
かった。長右衛門になるとまた色男としては太り過ぎていて変であった。かつて猿若で平山武者所をやった浅尾奥山が帯屋の長吉をした。大きな体で前髪姿のおかし味は興があっ....
水の女」より 著者:折口信夫
ようとしているのである。学校の私の講義のそれに触れた部分から、おし拡げた案が、向山武男君によって提出せられた。それによると、衣通媛の兄媛なる允恭の妃の、水盤の冷....
望郷」より 著者:服部之総
権運動の最精鋭政治犯から成っていたことを忘れてはならぬ。 北海道屯田兵団長|永山武四郎《ながやまたけしろう》が自分で嵐山と名づけた郊外山塊の一角から旭川を俯瞰....
私本太平記」より 著者:吉川英治
。 南むきの山蔭に七、八軒の長屋がある。時親に代って飛び領の百姓を差配している山武士の家族と牛や馬の小屋だが、同日の午さがり、上の山荘から耳の遠い婆がここへ来....
私本太平記」より 著者:吉川英治
ろう。 そのくせ、ちかごろのことでもないが、宮のつかわれる用語もまったく随身の山武士や浪人なみの粗野なことばに変っている。軍を統御するには宮廷風の殻を脱いでそ....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
、土地の紳士にすすめられない。 若松着。東山の向滝で昼食。 会津高校教授の平山武美氏、東北農村研究所の山口弥一郎氏、連れだって来訪、案内してくださるという。....
日本の伝説」より 著者:柳田国男
…石神様 長生郡高根本郷村宮成………………………………………………………新箸節供山武郡大和村山口……………………………………………………………雄蛇の池 君津郡清....