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山海経
「山海経〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
山海経の前後の文節・文章を表示しています。該当する13件の作品を表示しています。
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「十二支考」より 著者:南方熊楠
ょ》、精を白虎《びゃっこ》と為《な》すといい、『文選』を見ると漢朝神虎殿あり、『
山海経《せんがいきょう》』に崑崙山の神|陸吾《りくご》虎身九尾人面虎爪、この神天....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
草を残すでなく足を仮るためじゃとある、まずは日英同盟のような利害一遍の親切だ、『
山海経《せんがいきょう》』に〈飛兎背上毛を以て飛び去る〉とあるも跳兎らしい。 ....
「人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
呼んで登攀をあせるけれど、まだ誰一人として行き着いたものはない。そのうえ、古くは
山海経でいう一臂人の棲所。新しくは、映画の「失われた地平線」の素材の出所とにらむ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
し、雲霧|咸《みな》集まる〉とあれば、漢の世まで、常の竜も往々有翼としたので、『
山海経』に、〈泰華山蛇あり肥遺と名づく、六足四翼あり〉など、竜属翼ある記事も若干....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
に腰掛くると動き出したから熟《よく》視《み》ると木でなくて大蛇だったと記した。『
山海経《せんがいきょう》』に巴蛇《はじゃ》象を呑む、一六八三年ヴェネチア版ヴィン....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
プルシャワルスキ馬だろうが、昔は今より住む所が広かったらしい。支那最古の書てふ『
山海経』に、〈旄馬《ぼうば》その状《かたち》馬のごとし、四節毛あり〉、『事物|紺....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
て血を取らると載せたが、またエリアヌスの説に似て居る。猩々はもと※々と書く。 『
山海経《せんがいきょう》』に招揺の山に獣あり、その状|禺《ぐう》(尾長猿)のごと....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
跡分別しがたいもの多く、『五雑俎』九の画竜三停九似の説にも、爪鷹に似るとあり。『
山海経《せんがいきょう》』の図などに見るごとく、竜と鬼とは至って近いもの故、鬼の....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
聞《ほんぞうきぶん》』芳草類、薫草(零陵香)の条下に「サテ此ノ本条ノコト前方ヨリ
山海経ノ説ニヨリテ麝香草ヲ当ツ、ソレモトクト当ラズ、是モ貴船ニ多シ宿根ヨリ生ズ一....
「荘子」より 著者:岡本かの子
に通って来る魚だなぞと云われて居た珍らしい魚であった。この魚に就いて書かれてある
山海経中の一章を抽いてみる=状如鯉魚、魚身而鳥翼、蒼文而首赤喙、常行西海、遊於東....
「妖怪漫談」より 著者:岡本綺堂
啖うなどと伝えられている。天狗も河童と同様で、支那ではあまりに説かれていない。『
山海経』に「陰山に獣ありそのかたち狸の如くして白首、名づけて天狗といふ」というの....
「「ケット」と「マット」」より 著者:喜田貞吉
濃厚な人種であることからこの名を得たのであった。その存在は早く支那人に知られて、
山海経に毛民国の名があり、唐人は正に「毛人」の二字を以てこれを表わし、日本紀以下....
「国号の由来」より 著者:喜田貞吉
れていたらしく、周の成王の時に倭人暢草を貢すとのことがあり、支那の古い地理書なる
山海経にも、朝鮮半島の北部にあった蓋という国の位置を記して、「蓋国は鉅燕の南、倭....