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山王権現
「山王権現〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
山王権現の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
1 ――今回はその五番てがらです。 事の起こりましたのは
山王権現、俗に山王さんといわれているあのお祭りのさいちゅうでした。 ご存じのご....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
地研究と志しいたところ、右の報告を見てお生憎《あいにく》様と知った。『厳神鈔』に
山王権現第一の使者に猿、第二の使者鹿なり。春日大明神第一の使者は鹿、第二の使者は....
「平賀源内捕物帳」より 著者:久生十蘭
、これを日本の三大祭という。 六月十四、十五日は永田馬場《ながたのばば》、日吉
山王権現の御祭礼。
山王権現は徳川家の産土神《うぶすながみ》。半蔵門内で将軍家....
「釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
しても一儲けしなくてはと、与惣次はひたすら路を急いでいた。 河原を過ぎて大川、
山王権現の森を左に望むころから、一人の若い女が後になり前になり自分を尾けているの....
「憑き物系統に関する民族的研究」より 著者:喜田貞吉
の寺に附き物で、ことに山間のそれに多い。比叡山の地主神|大山咋神は、最澄によって
山王権現として祭られている。高野山の地主神|丹生津姫神は、空海によって高野明神と....