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「山王祭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

山王祭の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
川|八幡《はちまん》の八月十五日、神田明神の九月十五日、それから六月十五日のこの山王祭りを合わせて、今もなお三社祭りと称しておりますが、中でも山王権現は江戸っ子....
次郎物語」より 著者:下村湖人
作爺さんの入歯を玩具にして、一日、どうしてもそれを返そうとしなかったこと、北山の山王祭の人ごみの中で、買ってもらったおもちゃの風車をやたらにふりまわし、若い女の....
平賀源内捕物帳」より 著者:久生十蘭
面《はなたかめん》のお天狗さま。 京都の祇園《ぎおん》祭、大阪の天満祭、江戸の山王祭、これを日本の三大祭という。 六月十四、十五日は永田馬場《ながたのばば》....
江戸芸術論」より 著者:永井荷風
色《うすずみいろ》に、その壁を白く、土台の石垣をば薄き紺色にして、これに配するに山王祭《さんのうまつり》の花車《だし》と花笠の行列をば坂と家屋の遠望に伴はせて眼....