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山田流
「山田流〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
山田流の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「江木欣々女史」より 著者:長谷川時雨
食後はもうひとつの広間へ移った。そこはばかに広かった。琴が、生田《いくた》流のも
山田流のも、幾面も緋毛氈《ひもうせん》の上にならべてあった。三味線《しゃみせん》....
「豆腐買い」より 著者:岡本かの子
ってお京さんの家を染物屋で聞くと、直ぐわかった。竹垣の外にちゃぼひばのある平家で
山田流の琴が鳴っている。加奈子は格子を開けて言った。 ――お京さん。あたしよ。帰....