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山砲
「山砲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
山砲の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「田原坂合戦」より 著者:菊池寛
しめたが敵影を見ない。いよいよ追撃を決して本軍(近衛一大隊、第十四連隊の一大隊、
山砲臼砲各二門)は木葉を通って植木へ、別軍(近衛三中隊鎮台兵三中隊、
山砲二、臼砲....
「坑夫の子」より 著者:葉山嘉樹
らしい威力を発揮した。濡れ蓆位被せたって、そんなものは問題じゃなかった。 鶏冠
山砲台を、土台ぐるみ、むくむくっとでんぐりがえす処の、爆破力を持ったダイナマイト....
「三国志」より 著者:吉川英治
々たるものが山上からなだれて来る。 「や。おかしいぞ」 云っているまに、一発の
山砲が轟いた。それを合図に、四山|金鼓の声をあげ、郭淮、孫礼の四、五千人は、完全....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
涯をささげ、年々の命日には近江の義仲寺にお詣りした。明治の半ば頃までは、高田の旧
山砲隊裏の田圃中に、その巴の墓というのがあった。 この事蹟は、元高田市長で歌人....