山路愛山[語句情報] » 山路愛山

「山路愛山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

山路愛山の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
自叙伝」より 著者:大杉栄
て社会主義運動にまったく身を投じようとした頃のことだった。堺君や田川大吉郎君や故山路愛山君などが一緒になって、すなわち当時の社会民主主義者や国家社会主義者なぞが....
綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
麗になった。そうして、大体においてまずくなった。まことに古人われを欺かずである。山路愛山氏が何かの雑誌に蕎麦のことを書いて、われわれの子供などは蕎麦は庖丁で切る....
みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
ついでに、渋谷の道玄坂で天秤棒を買って来た。丁度股引尻からげ天秤棒を肩にした姿を山路愛山君に見られ、理想を実行すると笑止な顔で笑われた。買って戻った天秤棒で、早....
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
はカッシデエ夫妻、カッキング夫人等がいた。当時の生徒で、今名を知られているものは山路愛山さんである。通称は弥吉、浅草|堀田原、後には鳥越に住んだ幕府の天文|方山....
十二支考」より 著者:南方熊楠
》、秀吉と同じく(『塵塚物語』五、『常山紀談』細川|忠興《ただおき》妻義死の条、山路愛山の『後編豊太閤』二九一頁参照)、毎度臣下の妻を招きてこれを濫したというか....
北村透谷の短き一生」より 著者:島崎藤村
々異った意見を持った人が混っていて、透谷君の激しい論戦は主に民友社の徳富蘇峰氏、山路愛山氏などを対手取ったものであった。でも愛山氏などは、殆んど正反対に立った論....
読書遍歴」より 著者:三木清
四 中学時代、私の得意としたものがあるとすれば、それは歴史であった。中にも山路愛山の史伝類をよく読んだが、特に『常山紀談』とか『日本外史』とかを愛読した。....