山険[語句情報] » 山険

「山険〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

山険の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
も、ところがところですから、雪見に転ぶところまでというわけにも参りません、この深山険路の山で転んでしまったらおしまいですね」 「風流も程度問題ですよ。だが、こう....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
行自在の神通力なんぞは及びもないことでございます故に、つとめて自重を致しまして、山険と気象に逆らわず、神妙に登山を致し、慎密に下山を致して参るつもりでございます....
三国志」より 著者:吉川英治
いえ、われは山上の涼地に籠り、鉄壁の険に加うるに、南は大江をひかえ、北は峩々たる山険を負う。――これ逸をもって労を待つ象。兵法にもこういっておる。――客兵倍ニシ....