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「岡邦雄〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

岡邦雄の前後の文節・文章を表示しています。該当する14件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
思想と風俗」より 著者:戸坂潤
。 五 なお特に、風俗の文学的役割に就いて述べておこう―― 私はすでに岡邦雄氏と一緒に、『道徳論』という本を書いた。共著というよりも二人の論文を合わせ....
読書法」より 著者:戸坂潤
ロートアッカー版の序文の比ではないようだ。 10 『日本科学年報』の自家広告岡邦雄氏と私とが編集者ということになっている『日本科学年報』一九三七年版(改造社....
文芸時評」より 著者:宮本百合子
当って、その問題の発生を社会的な原因の面からだけ見るような一部の批評家、戸坂潤、岡邦雄の如きは反動であるという意見なのである。 二つの論文が、永遠の青春とか変....
一九三七年十二月二十七日の警保局図書課のジャーナリストとの懇」より 著者:宮本百合子
ないようにという形で、執筆禁止をした者、作家では中野重治、宮本百合子、評論家では岡邦雄、戸坂潤、鈴木安蔵、堀真琴、林要の七名があった。 益々その範囲を拡大する....
科学論」より 著者:戸坂潤
ある(「自然科学に於ける世界観と方法」――『理想』四六号〔本全集第三巻所収〕)。岡邦雄氏も亦之に触れている(『新エンサイクロペディスト』の内)。なおこの区別及び....
技術の哲学」より 著者:戸坂潤
基礎としての電化」(『新興自然科学論叢』――の邦訳――の内)、ブハーリン前掲書、岡邦雄氏「科学と技術との計画的結合」(『唯物論研究』創刊号・第二号)等々。断片的....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
的傾向と唯物論との妥協を企て得た者が少なくなかった。私などもその一人であったし、岡邦雄氏などもそうだったが、今では二人とも奇麗にそうした哲学青年的態度は捨てて了....
現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
念を理論的に整理するという認識目的には止まることを欲しなかったからである。この点岡邦雄氏の同書に就いての批判(『社会評論』一九三六年三月号「科学時評」)に対して....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
が日本の文学者達の常識であるようだ(例、窪川鶴次郎氏・阿部知二氏・又他大勢)。(岡邦雄氏は初めヒューマニズムを社会主義的リアリズムに限定すべきであるとなし、最近....
現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
士に一々お相手を仕った森山啓、三枝博音、其の他の諸氏は、一杯食わされたのである。岡邦雄氏の石原批判などが、比較的ねらいの狂わない処だったろう。 日本ファシズム....
再び「科学の歴史的社会的制約」に就いて」より 著者:戸坂潤
『東洋学芸雑誌』一月号で発表した私の文章、「科学の歴史的社会的制約」に対して岡邦雄氏は、本誌二月号に於て至極公明な態度を以て、批判を下した。氏は可なり根本的....
日本の頭脳調べ」より 著者:戸坂潤
は、大体二つ又は三の系統がある。一つはこの小倉博士の系統で、云わば物理学校系だ。岡邦雄氏は一面この系統にぞくする。と共に岡氏は九州帝大の桑木※雄博士の科学史を学....
『唯研ニュース』」より 著者:戸坂潤
併し創立当時の事を思い出して忘れることの出来ないのは、三枝博音君の功績だろう。岡邦雄氏に唯研創立のはなしを持ち込んだのも同君だが、そういう云わば政治的活動の方....
〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」より 著者:戸坂潤
の準備工作は同年四、五月の頃から着手せられた。それに先立つ昭和六年十月頃戸坂潤、岡邦雄等は、現代が一種の科学(哲学・社会科学・自然科学等を含むひろい意味の)総合....