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岡野
「岡野〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
岡野の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「式部小路」より 著者:泉鏡花
ゃ、奥さん――山の井の奥さん。時々、夫人――などというと、顔を赤くなすったッけ。
岡野へ寄ろうと、くらがり坂へかかった時は、別にそこで、という誂えがあったわけでは....
「鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
と、白髪の長いのとがお父様に似ているといったら、祖母に笑われました。 すぐ傍に
岡野という菓子屋があります。これも老舗で、店の正面の神棚に、いつも灯明がきらきら....
「霧陰伊香保湯煙」より 著者:三遊亭円朝
」 二十一 由「御新造様、私は余計な事を申すようでございますが、
岡野三|太夫様なぞは、以前は殿様/\と申上げたお方だが、拙宅へお手紙で無心をなさ....
「残されたる江戸」より 著者:柴田流星
に指を屈して汁粉、餡ころにも及ぶべく、栄太楼の甘納豆、藤村の羊羹、紅谷の鹿の子、
岡野の饅頭と一々は数え切れず、それでもこれらの店には今も家伝の名物だけは味を守っ....
「千曲川のスケッチ」より 著者:島崎藤村
歩みを転ぜられたように思われる。 このスケッチをつくっていた頃、わたしは東京の
岡野知十君から俳諧雑誌「半面」の寄贈を受けたことがあった。その新刊の号に斎藤|緑....
「一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
元来小売商売は男子よりもむしろ主婦の活躍舞台であって、同業者の中でも本郷三丁目の
岡野さん、本所の寿徳庵さん、銀座の木村屋さんなど、揃いも揃って主婦の働きによって....
「私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
っているのを多く見受けるのであります。我々の同業者中でも銀座の木村屋さん、本郷の
岡野さん、本所の寿徳庵さんいずれも東都随一の盛況を致せしは皆女主人の努力でありま....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
であります。それは本当に妙です。 或る晩、私は上野広小路を通りました。 元は
岡野今の風月の前のところへ来ると、古道具屋の夜店が並んでいます。ひょいと見ると、....
「自作肖像漫談」より 著者:高村光太郎
居てボオグラム先生のスチュジオに働いていた頃、暫く同じ素人下宿に居られた鉄道省の
岡野昇氏といわれる人が、私に小遣取をさせる気持で肖像を作らせてくれた。肖像で報酬....
「未帰還の友に」より 著者:太宰治
けなのだ。その時にあたり、僕たちは、実によからぬ一つの悪計をたくらんだのである。
岡野金右衛門の色仕掛けというのが、すなわちそれであった。菊屋にはその頃、他の店に....
「操守」より 著者:豊島与志雄
、また笑った。 その頃、実際にも、オーさんの足は繁くなっていた。 二
岡野信二は、吉乃《よしの》に対して、初めは、快活などこか捨鉢なほど陽気な態度だっ....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
引込み、その一同が会する時はなかなか盛んなものであった。また或る日の事、中根岸の
岡野の貸席でこの大会を催している最中、浅草|鳥越《とりごえ》町方面に火事が起って....
「江戸芸術論」より 著者:永井荷風
い》福地桜痴《ふくちおうち》森田思軒《もりたしけん》石橋忍月《いしばしにんげつ》
岡野紫水《おかのしすい》坪内逍遥ら諸氏の名を回想するにつけても演劇改革の事業は今....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
テ、久シク煩ッテイタ故、歩クコトガ出来ヌカラ、人ニ頼ンデ漸々《ようよう》入江町ノ
岡野孫一郎トイウ相支配ノ地面ヘ移ッタガ、ソノ時オレハ、地主ヘ地返シスルノ礼ニ行ッ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
塾へ帰って来たという。 塾というのは伊庭《いば》の塾のことで、塾へ帰ると同門の
岡野誠一郎をとっつかまえて、今、首くくりを助けて来てやった、とその由を語ると、正....