岩が根[語句情報] »
岩が根
「岩が根〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
岩が根の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
みを見渡したまひ、松本の深志の里に、大御輿めぐらしたまひ、真木立つ木曾のみ山路、
岩が根のこごしき道を、かしこくも越えいでますは、古にたぐひもあらじ。 谷川の川....
「釜沢行」より 著者:木暮理太郎
にはいつもながら緑の大波が渦を巻いてぶつかっている。そして何でもこの時知らぬ顔の
岩が根を埋没しないでは止まないといったように、幾重にも重り合って犇々と押し寄せて....