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岩場
「岩場〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
岩場の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「単独行」より 著者:加藤文太郎
明神池へ渡って川沿いに進み、横尾谷の出合から一ノ俣まであまり高廻りしないで川岸の
岩場をへつったりする。小屋附近の積雪量は三尺くらい、今年は小屋を使用する人が多く....
「栄螺」より 著者:田畑修一郎
だ。でないと、捲きこまれて、水の中で揉まれてしまうのである。 まあこういう時は
岩場は危くて近よれないのだ。しかし、浪の静かな時は岩のところにばかり出かけた。栄....
「石ころ路」より 著者:田畑修一郎
か見当もつかない。岩の間に小さな路が匐って下りているのが上から見える。崖の真下の
岩場から下方はしだいに拡がった草地で、それはだんだんと林になり森になりして、一帯....
「ピークハンティングに帰れ」より 著者:松濤明
ならば、どんなところでも見逃さない。河原に転がっている大岩や、藪に埋もれた巨たる
岩場や、まかり間違えば大都会のビルや石垣さえ登りかねない。 こういう態度がスポ....
「一ノ倉沢正面の登攀」より 著者:小川登喜男
―雪渓下部(七、〇五)―雪渓の裂け目(七、三五)―雪渓上部(八、二五)―一枚岩の
岩場中の台地(九、二〇―九、四〇)―水のあるリンネ上の台地(一、〇〇―一、二〇)....